2023-10-31
不動産を早く現金化するために、買取を検討される方も多いのではないでしょうか。
買取には即時買取と買取保証の2種類の方法があり、それぞれに異なるメリットがあります。
そこで今回は、買取方法の1つである買取保証について、メリットや利用条件などを解説します。
山口県宇部市・山口県山陽小野田市で不動産買取をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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不動産会社が直接物件を買い取ることを「買取」といい、買取保証と即時買取といった2つのタイプがあります。
不動産をなるべく高値で売却したいけれど、売れ残ってしまうのは嫌という方におすすめなのが買取保証です。
まずは、買取保証がどのようなサービスなのか、仕組みや向いている方の特徴などを確認しておきましょう。
買取保証は、仲介と買取の長所を組み合わせた売却方法のことです。
まずは仲介で物件を売り出し、一定期間を過ぎても売れなかった場合に、不動産会社が直接物件を買い取ります。
一般的な仲介で不動産を売り出しても、必ず売却できるとは限りません。
不動産売却にかかる期間は3〜6か月が目安とされていますが、物件によっては1年以上かかるケースもあります。
売却期間が長引くと「本当に売れるのだろうか」と不安になり、値下げを検討せざるを得ないこともあるでしょう。
買取保証であれば仲介で売却できなくても、最終的には不動産会社が物件を買い取るため、売れ残る心配がありません。
買取保証は「できる限り高く売りたいけれど売却期限が決まっている方」におすすめです。
たとえば、転勤日に合わせて家を売却したい、離婚に伴い期限内に財産分与を済ませたい場合などです。
また、住み替え先が決まっており、新居の引き渡し日までに家を売りたい方にも向いています。
買取保証を付けていれば、新居の引き渡しを受ける日に間に合わせて、現在の家を売却することが可能です。
さらに、仲介で売り出している間に売却できれば、不動産会社が買い取るよりも高値で売却しやすくなります。
高値で売却できれば、住み替え時に必要な引っ越し費用などにあてることができ、金銭的な負担を軽減できるでしょう。
買取保証によって不動産を売却する場合、全体的な流れは次のとおりになります。
まずは不動産会社に査定を依頼し、提示された金額に納得できれば媒介契約を結びます。
媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があり、どれを選択しても構いません。
とはいえ買取保証の場合は、専任媒介契約か専属専任媒介契約を結ぶのが一般的です。
媒介契約を結んだあとは、仲介期間を定めたうえで、不動産会社が売却活動をおこないます。
買主が見つかったら売買契約を結び、決済および物件の引き渡しをおこない、売却活動は終了です。
契約時に定めた日までに売れなければ、予定どおり不動産会社が不動産を買い取ります。
なお、買取の条件は原則として途中変更ができないため、契約内容に疑問や不満があれば事前に確認しておきましょう。
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ここからは、買取保証によって不動産を売るメリットについて解説します。
買取保証の大きなメリットは、資金計画を立てやすい点です。
一般的な仲介で不動産を売り出すと、想定よりも売却価格が低くなったり、売れ残ったりする可能性があります。
住み替え目的で先に新居を購入している場合、売却価格が低くなると金銭的負担が大きくなってしまいます。
一方で買取保証であれば、契約を結ぶ段階で買取日と買取金額がわかるため、計画が狂う心配がありません。
また、仲介期間中は市場相場と同程度の価格で売り出せるので、不動産会社が買い取るよりも高値で売却しやすくなります。
「売れなかったらどうしよう」などと不安になることもなく、高額売却にも挑戦しやすいでしょう。
一般的な仲介によって不動産を売却した場合は、不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。
仲介手数料には上限が定められていますが、不動産の価格によっては100万円を超えるケースもあります。
しかし、仲介ではなく買取によって不動産を売却した場合は、仲介手数料はかかりません。
不動産売却時にはさまざまな費用がかかるため、仲介手数料を節約できる点は大きなメリットでしょう。
仲介によって不動産を売却し、あとから欠陥がみつかった場合、売主は契約不適合責任を負わなければなりません。
契約不適合責任とは、契約に適合しないものを引き渡した場合に、売主が負う責任のことです。
契約不適合責任に問われた場合、売主は修繕費用や契約解除、最悪の場合は損害賠償を請求される恐れがあります。
しかし、買取保証によって不動産会社に直接物件を売却した場合は、契約不適合責任が発生しません。
物件を引き渡したあとに「不具合が見つかったらどうしよう」と不安になることもないでしょう。
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メリットの多い買取保証ですが、どのような物件でも利用できるわけではありません。
最後に、買取保証を利用するための条件について確認しておきましょう。
不動産会社は物件を買い取ったあと、リフォームを施し資産価値を高めてから再販するのが一般的です。
そのため再販時に需要が見込める物件でないと、売主が買取を希望しても応じられない可能性があります。
需要が見込めない物件とは、たとえば建築基準法を満たしていない物件や、人口減少が著しい地域にある物件などです。
買取の条件は不動産会社によっても異なるため、査定を依頼する際に確認しておくことをおすすめします。
先述したように、媒介契約には専属専任媒介契約・専任媒介契約・一般媒介契約といった3つの種類があります。
各契約の特徴は以下のとおりです。
買取保証を利用する場合、専任媒介契約または専属専任媒介契約を締結するよう定めている会社が多い傾向にあります。
専属専任媒介契約と専任媒介契約は、1社と契約を結んだらほかの不動産会社に仲介を依頼することはできません。
売却活動をすべて1社に委ねることになるため、信頼性を重視して不動産会社を慎重に選ぶ必要があります。
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買取保証とは、仲介で一定期間を過ぎても物件が売れなかった場合に、不動産会社が直接買い取る方法をいいます。
仲介で売れなければ不動産会社が買い取るため、高値で売りたいけれど売却期間が決まっているという場合におすすめです。
専任媒介契約や専属専任媒介契約の締結を利用条件としている会社も多いため、不動産会社を選ぶ際は信頼性を重視しましょう。
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