即時買取による不動産売却とは?メリットや向いているケースを解説

2024-08-27

即時買取による不動産売却とは?メリットや向いているケースを解説

この記事のハイライト
●即時買取とはすぐに不動産会社に売却する方法である
●即時買取はすぐに現金化でき仲介手数料が不要なメリットがある一方で、デメリットは相場よりも売却価格が低くなる点である
●即時買取に向いている方はスピードを重視して売却したい方や転職や離婚をきっかけにすぐにでも手放したい方である

不動産を売却する方法の1つに「不動産買取」という方法がありますが、これはさらに「即時買取」と「買取保証」の2つに分けられます。
そのうち即時買取は、不動産会社へすぐに売却する方法で、短期間に確実に売却できる点が特徴です。
そこで、不動産売却における即時買取とはなにか、メリット・デメリットと即時買取が向いている方の特徴を解説します。
山口県宇部市・山口県山陽小野田市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考になさってください。

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不動産を売却する方法の1つである「即時買取」とは?

不動産を売却する方法の1つである「即時買取」とは?

不動産を売却する方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」があります。
仲介とは、不動産会社に依頼し個人の買主を探していく売却方法です。
一方で、買取とは不動産会社へ直接売却する方法になります。
この買取は、さらに「即時買取」と「買取保証」に2つに分類されます。
ここでは、即時買取とはどのような売却方法なのか、また買取保証との違いも見ていきましょう。

即時買取とは

即時買取とは、その名のとおり即時に買取する方法になります。
買主は不動産会社であるため、売却の意思があればすぐに買い取ることができます。
仲介のような売却活動が不要であるうえに、広告宣伝などの手間もかからないため、引き渡しから決済までスムーズに手続きを進めることができるでしょう。
不動産会社によっては、最短で3日から1週間程度といった短期間での売却も可能です。
ただし、即時買取の場合は、仲介と比べて売却価格の相場が低くなる傾向にあります。
地域や物件の状態などによって異なりますが、市場価格のおよそ50~80%になるケースが多いです。

買取保証の違い

不動産買取のもう1つの方法である「買取保証」との違いについて見ていきましょう。
買取保証とは、仲介と買取の両方の良いとこ取りをしたような売却方法です。
一定期間は、仲介として市場での売却を目指し、期間内に売却できなければ、不動産会社が買い取るといった方法になります。
即時買取と違い、仲介での売却に至った際は、市場価格に近い金額で売却することが可能です。
ただし、仲介期間中に売却できた際は、仲介手数料が発生する点に注意しなければなりません。
このように、買取保証は即時買取と違って、売却までに時間はかかるものの、仲介期間で売却できれば高く売却できる特徴があります。

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即時買取で不動産を売却するメリットとデメリットとは?

即時買取で不動産を売却するメリットとデメリットとは?

ここからは、即時買取で不動産を売却した場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

即時買取のメリット

即時買取のメリットは以下のように3つあります。

  • すぐに現金化できる
  • 売却活動が不要
  • 仲介手数料が不要

即時買取の最大のメリットは、売却後にすぐに現金化できることです。
仲介であれば、3~6か月の期間がかかることが一般的です。
一方で、即時買取であれば1週間程度で売却を完了させることもできます。
また、即時買取は売却活動が不要なこともメリットの1つといえるでしょう。
売却活動とは、インターネット上に物件情報を載せたり、広告を作成し配布したりする活動のことです。
また、購入希望者には内覧を実施しなければならないため、手間と時間がかかってしまいます。
このような手間や時間をかけたくないという場合は、即時買取するメリットは大きいといえるでしょう。
さらに、もう1つのメリットは、不動産会社と媒介契約が不要なため、仲介手数料がかからない点です。
仲介で売却する際は、不動産会社と媒介契約を結び、買主との売買契約が成立すると仲介手数料を支払う必要があります。
一方で、即時買取は、不動産会社に買主との仲介を依頼する必要がないため、当然ながら仲介手数料は発生しません。
売却にかかる費用をできるだけ減らしたい場合には、仲介手数料がかからない即時買取はメリットといえます。

即時買取のデメリット

一方で、即時買取にもデメリットがあるため注意しなければなりません。
主なデメリットは以下のように2つあります。

  • 相場より売却価格が低い
  • 物件によっては買取できないケースもある

即時買取の最大のデメリットは、相場よりも売却価格が低くなる点です。
そもそも、不動産会社が物件を買い取る理由は、買い取った物件を再度販売するためです。
再度販売するためには、物件にリフォームやリノベーションなどの付加価値を付ける必要があります。
その際には、工事費だけでなく人件費、広告費がかかってしまいます。
そのため、物件を買い取る際は、これらの費用をあらかじめ差し引くため、価格が仲介よりも低くなるのです。
また、すべての物件が買取できるわけではありません。
不動産会社によっては条件を定めており、買取できないケースもあるため注意が必要です。

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即時買取で不動産を売却する方法が向いている方

即時買取で不動産を売却する方法が向いている方

最後に、即時買取が向いている方の特徴を解説します。

向いているケース①多少価格が低くてもすぐに売却したい

売却価格にこだわりがなく、低くなってもすぐに手放してしまいたいといった場合は、即時買取が向いているでしょう。
たとえば、所有している不動産の維持費が高く悩んでいたり、すぐに現金化してしまいたいといった場合です。
このように売却のスピードを重視する方は、即時買取はおすすめです。

向いているケース②転職によってローンが支払えなくなった

たとえば、会社を転職したことで、給料が大幅に減りローンが支払えなくなったような場合です。
このような場合は、即時買取を利用すればすぐに買い取りできるので、住まいを移るための時間を短縮することができます。

向いているケース③離婚により売却したい

離婚がきっかけで売却する際も、即時買取は向いているといえるでしょう。
仲介であれば、3~6か月の期間がかかるため、それまで離婚を待つか、もしくは離婚後に連絡を取り合いながら進める必要があります。
このような期間を待っていられず、すぐにでも売却して清算してしまいたいという場合は、即時買取を利用することで短期間で売却を完了させることができます。

向いているケース④近隣に知られたくない

仲介で不動産を売却すれば、広告宣伝や内覧によって不動産の売り出し中ということがわかってしまいます。
近隣に知られることなく売却したい場合は、このような売却活動が不要な即時買取を選択すると良いでしょう。
即時買取であれば、買取価格に納得していただければ、すぐに売却することが可能です。

向いているケース⑤相続税の資金に回したい

急に相続が発生したものの、資金がなく相続税を期限までに納めることができないといったケースもあるでしょう。
このような場合も、即時買取が向いているといえます。
即時買取を利用すれば、相続した不動産を最短で現金化できるため、税金の滞納を防ぐことができます。

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まとめ

即時買取は、仲介と異なり売却活動をせずに直接不動産会社へ売却する方法です。
仲介手数料が不要なうえに、短期間で売却できるため、すぐに現金化したい場合やスピードを重視する方にはメリットとして大きいといえるでしょう。
ただし、相場よりも売却価格が低くなってしまうため、多少低くても早く手放してしまいたいという方におすすめの売却方法といえます。
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